5月20日、仙台市内に住む80代の女性からキャッシュカードをすり替え盗み取ったとして、会社員の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、多賀城市大代5丁目の会社員の男(28)です。

警察によりますと、男は何者かと共謀し、5月20日、仙台南警察署の警察官を装い仙台市太白区の80代の女性に「口座からお金が引き出されている」などとうその電話をかけました。

警察官を装った男は、その日の昼頃女性の自宅を訪問し、「口座を止める手続きをする」と言って封筒に入ったキャッシュカード6枚を受け取りました。

女性に印鑑を取りに行かせている間、透明の板が入った封筒とすり替えカードを盗み取り、ATMから現金およそ100万円を引き出した疑いが持たれています。

その後、女性が警察に口座を止めたかどうか電話し確認したことで事件が発覚し、防犯カメラを調べるなど捜査を進め、逮捕に至ったということです。

警察の調べに対し、男は「間違いありません」などと容疑を認めているということです。

警察は、特殊詐欺事件とみて男の余罪の有無などを詳しく調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。