戦時中の日用品などを展示し、平和の尊さを感じてもらおうと、長崎市の歴史民俗資料館で「戦時中のくらし展」が開かれています。

今月6日から開かれている「戦時中のくらし展」では、戦場での無事を祈り、千人の女性が白い布に一針ずつ結び玉を刺して作ったお守り「千人針」や、いつ来るかわからない空襲に備えて、当時の人々が着ていたもんぺや防空頭巾など戦時中の日用品や当時の写真およそ250点が展示されています。

長崎市歴史民俗資料館 永松実学芸員
「戦争を知らない人たちが非常に多い。展示を通して、戦時中の暮らしが悲惨なものだったということを改めて再認識していただければ」

いまの豊かな暮らしと、戦時中を比較しながら、平和の尊さについて考えてもらう「戦時中のくらし展」は、8月18日まで長崎市の歴史民俗資料館で開かれています。

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