仙台市に住む60代の女性が、日本年金機構の職員を名乗る男らから、15日までに現金約300万円をだまし取られました。女性は、指示を受けATMを操作していましたが、送金している認識がありませんでした。

詐欺の被害にあったのは、仙台市に住む60代の女性です。警察によりますと、13日に女性の自宅に日本年金機構の職員を名乗る男から「年金の還付金が2万8000円ある、担当者から連絡するので携帯番号を教えてほしい」などの電話がありました。その後、担当者を名乗る別の男から「キャッシュカードを持って、最寄りのATMに向かってほしい、必要な操作は私が案内する」などと言われ、女性は指示に従い、ATMを操作しました。その後も、15日まであわせて3回にわたりATMでの操作を求められ、3回目に他のATM利用客が詐欺ではないかと、女性に声をかけ、あわせて約300万円が他人名義の口座に送金されていたことが発覚しました。女性には、送金していた認識はなかったということです。また、男らは、還付金について、女性が家族に相談しないよう求めていました。警察が、特殊詐欺事件として操作を進めています。

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