きょう午後、東京・港区を走っていたバスの中で、中国籍の男子大学生が中国籍の男(37)に刃物で切り付けられました。警視庁は男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕していて、詳しいいきさつを調べています。

きょう午後5時半ごろ、東京・港区にある高輪ゲートウェイ駅近くを走っていたバスの中で、中国籍の男子大学生(20代)が同じバスに乗っていた男に包丁のような刃物で切り付けられました。

男子大学生は首や腹など5か所を刺されて病院に運ばれましたが、意識はあるということです。

警視庁によりますと、男子大学生を刺した男は周りにいた乗客にその場で取り押さえられ、その後、駆け付けた警察官によって殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、中国籍の大学院生、ジャン・イーニン容疑者(37)で、警視庁の調べに対し、容疑を認めているということです。

現場となったバスは物流会社が貸切り、従業員を送迎していました。

2人はいずれも留学生で知人同士とみられていて、警視庁は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、詳しいいきさつを調べています。

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