埼玉県内で近年、6月にインターネットカフェでの立てこもり事件が相次いで発生していることなどを受けて、警察とインターネットカフェの事業者が合同で防犯訓練を行いました。
警察官
「落ち着いてください」
犯人役
「落ち着いてるよ!うるせえな!」
警察官
「刃物を捨てろ!確保!確保!」
訓練はきょう午前、埼玉県熊谷市にあるインターネットカフェで行われ、客として訪れた男が個室に女性従業員を呼びつけ、その後、従業員を人質に立てこもったという想定で行われました。
訓練には、立てこもり事件などを扱う埼玉県警捜査一課の捜査員も参加しました。
捜査員らは店員に対して、異変を感じたら防犯ブザーを鳴らすことや、客が入店した際には本人確認を徹底するなど、立てこもり事件を防ぐ対策をレクチャーしました。
インターネットカフェ店長
「スタッフに情報共有し、事件が起きないようにしたい。起こっても未然に(被害を)防げるようにしていきたいです」
埼玉県内では、2021年6月にさいたま市大宮区で、おととし6月には川越市のインターネットカフェで立てこもり事件が起き、いずれも店員が人質にされました。
埼玉県警は「6月は立てこもり事件が多く発生している。立てこもり事件を発生させない。人質の絶対安全を胸に万全を期したい」としています。
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