12日、東京都内のエスカレーターで死亡事故がありました。
身近なエスカレーターでの事故の特徴や注意点をお伝えします。
12日、東京都内のスーパーマーケットで事故は起きました。
80代の女性が歩行器型のカートを押しながら下り、エスカレーターに乗り転倒…。
手すりと床の間に首が挟まり死亡しました。
生活の身近にあるエスカレーターでの事故。
山梨県によりますと2006年以降、県内の事故は少なくとも3件ですが、日本エレベーター協会の直近の調査では2018年からの2年間で全国で1550件起きています。
エスカレーター利用者:
「(子どもが)挟まれかけた。うまく乗り降りできなかった」
「混んでいるとき後ろから急かされている気がして怖い」
「荷物を持っているときに(エスカレーターに)引っかかりそうになった」
日本エレベーター協会よりますと、エスカレーター事故の年齢別件数は、60歳以上が約半数を占めています。
また60歳以上の事故原因で最も多いのが、「乗り方不良」
2位がキャリーバッグや歩行補助器が関わるものだということです。
JR甲府駅を観察するとキャリーバッグと一緒にエスカレーターに乗る人が多く見られました。
日本福祉用具・生活支援用具協会によりますと、歩行器型のカートを押してエスカレーターに乗るとカートだけが先に進み、体が置いていかれて転倒する危険があると言います。
協会は歩行器型のカートなどを使う際はエスカレーターは使用せずエレベーターの利用を呼び掛けています。
【上りのエスカレーター】
【下りエスカレーター】
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