仙台市が導入を目指す宿泊税についてです。14日に開かれた市議会の代表質問で郡市長は、相次ぐ大型イベントの経験から環境整備の財源として導入が必要との認識を示しました。

郡和子仙台市長:
「ポケモンGOや東北絆まつりなどの大型のイベントが続き、仙台のまちは、国内外からの多くの観光客でにぎわった。安定的な財源として、宿泊税の導入が必要であることも改めて認識した」

仙台市の郡市長は市議会の代表質問でこう述べ、改めて宿泊税の導入の必要性を強調しました。宿泊税について仙台市は200円を課税する方針で、県とともに導入に向けた協議を続けています。議員から「導入に反対している宿泊事業者に税の使いみちやメリットなどを丁寧に説明すべき」との質問に対し、郡市長は「宿泊事業者の理解を得ながらら、さらなる精査を進めたい」と答えました。宿泊税について仙台市は、6月議会での条例案提出を見送り、9月議会に向けて調整を進めることにしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。