アユ釣りの解禁に向けて上田市で14日、子どもたちが稚魚の放流を体験しました。

「あー流れて行っちゃった」

千曲川の支流、上田市の産川(さんがわ)では、近くの川辺(かわべ)小学校の5年生と6年生およそ120人が、体長8センチほどのアユの稚魚を放流しました。

上小漁協が管轄する7つの河川では、6月22日からアユの友釣りが解禁になります。

解禁に向けて漁協は、主に琵琶湖で養殖された、およそ2140キロの稚魚を、9回にわたって放流する計画です。

児童:
「初めての経験だったから緊張しました。死んじゃうんじゃないかと思った」
児童:
「旅立っていく感じでかわいいなと思いました」
児童:
「ぴちぴち泳いでる魚を見ているのが楽しかったです」

上小漁業協同組合 北條作美(さくみ)組合長:
「本当にあの笑顔見たら私らもうれしくなりました。組合員になってもらってお魚とりはこんな楽しいんだよってことを思ってもらえればありがたい」

放流した稚魚はおよそ1か月で20センチから25センチほどに成長し、友釣りは9月頃まで楽しめるということです。

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