2021年、仙台市で当時小学1年生の男子児童が同級生から暴行を受け不登校となった問題についてです。市や教育委員会が十分な対応をしていないとして、仙台市議が14日、被害児童と保護者への謝罪などを求め、市に要望書を提出しました。

仙台市に要望書を提出したのは、伊藤優太仙台市議です。この問題は、2021年12月、青葉区の市立小学校で1年生の男子児童がトイレで同級生8人から胸や背中を殴られる暴行を受け、不登校になったものです。2024年4月、調査委員会から市に報告書が提出されたものの、現在まで市から児童や保護者に謝罪はないということです。保護者から相談を受けた伊藤市議が、早急に対応を示すよう求めました。

伊藤優太仙台市議:
「保護者は、『当時、学校も教育委員会も何もしてくれなかった』と言っています。再発防止策を含めてどうしていくのかというのは、教育委員会、郡市長に示していただきたい」

市教委は、「児童の心のケアや支援も含め、早急に今後の対応を考えたい」と話しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。