JR西日本とJR東海が発表した「ドクターイエロー」の引退。「新幹線のお医者さん」と呼ばれ、運行ダイヤは非公表。
なかなか見る機会がなく、「見ると幸せになる」とも言われるこの車両に、2015年テレビ山口のカメラが偶然遭遇しました。
子どもたちの大喜び、興奮の様子を当時のニュースからご覧ください。
山口県周南市の徳山小学校2・3年生が、総合的学習の一環として市内の公共施設を見学しました。駅の新幹線ホームにはあの車両も登場しました。
30人ほどのグループに分かれて郵便局や図書館、市役所など7つの施設を訪れました。
JR徳山駅では女性社員が説明役を務めました。授業のテーマは「発見」で訪問先の仕事の様子や工夫などを学習します。
徳山駅の開業は118年前の1897年です。
60人の社員が働いていて、1日に1万4000人が駅を利用することなどの
説明を受けました。
徳山駅に停車する新幹線は上下合わせて1日70本で、N700系の「のぞみ」は乗客の定員が1323人です。
見学の記念に「こども切符」に、日付のスタンプも押しました。
そして…運がよくないと見られない「ドクターイエロー」の登場に子どもたちは大興奮です。
目の前に停車したドクターイエローに、子どもたちは「すげえ!」などと歓声をあげました。
ドクターイエローは、安全点検用の車両で月に2~3本、徳山駅を走行するということです。
幸せの黄色い新幹線とも呼ばれる車両の登場で思い出に残る授業になりました。
今後は学習したことをまとめ、教材として活用することにしています。
(2015年6月9日 tysテレビ山口で放送)
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