元衆院議員の弁護士今野智博容疑者(48)が弁護士法違反容疑で逮捕されたことを受け、所属する埼玉弁護士会は13日、さいたま市で記者会見を開き、容疑者の業務に関し依頼者らから昨年10月~今年6月、計24件の苦情が弁護士会に寄せられていたと明らかにした。大塚信雄会長は「異様な多さだ」と語った。  苦情は今野容疑者に投資トラブルを相談したのに「動いてくれない」「連絡が来ない」といった内容だった。こうした事態を受け、弁護士会は今年1月と5月に聞き取り調査や指導をしていたという。  大塚会長は「グレーで怪しいと思っていたが、業務について捜査権がなく、手を出すことができなかった」と悔やんだ。


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