東京都などに住む男女2人に、有名ブランドの“偽のバッグ”を販売し、ブランドの商標権を侵害したとして、中国籍の夫婦が逮捕されました。

商標法違反の疑いで逮捕されたのは、神奈川県横須賀市本町に住む中国籍で会社役員の男(43)と、妻で無職の女(44)です。
警察によりますと、2人はフェンディやグッチといった有名ブランドの商標に似せたものを付けたショルダーバッグなどを東京都などに住む男女2人にインターネットで販売。
2023年8月9日に新潟県魚沼市内のコンビニエンスストアから発送して譲り渡し、ブランドの商標権を侵害したとみなされる行為をした疑いがもたれています。
逮捕された2人は犯行当時、魚沼市内に住んでいて、購入者から「買ったものが何かおかしい」と警察に相談があり、事件が発覚したということです。
実際にグッチのバッグは2万1000円、フェンディのバッグは4万9000円で販売され、正規品よりもかなりの割安で販売されていたとみられています。
調べに対し、2人は「バッグを送ったことは間違いない」などと話しているということで、警察は“偽物”の入手ルートや余罪などについて調べを進める方針です。

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