水島港の利用促進に関する協議会が年1回の総会を開き、大型船舶の受け入れ強化を図ることなどを決めました。協議会は水島港に関連する企業や岡山県、倉敷市などが港の課題解決について話し合うものです。

近年、水島港は、大型コンテナ船など国際航路に強い神戸港に利用が奪われるなどしていて取扱量が2019年をピークに減少しています。大型コンテナの受け入れには水深を下げる工事などが必要で今後、国に予算確保を要望していく方針が確認されました。

(岡山県土木部港湾課 西牧賢一郎課長)
「集荷力がある水島港になるようにハード(港湾施設)とソフト(荷主へのPR)の両面で整備を進めていきたいと考えています」

協議会では施設整備や海運業者へのPRを通じ水島港の利用促進を働きかけたいとしています。

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