島根県警出雲警察署は13日、所持金がないのにビールなど4000円相当を飲み食いした詐欺(無銭飲食)の疑いで、女1人を現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは自称松江市在住の無職の女(58)です。

警察によりますと、女は12日午後11時半頃、出雲市内の飲食店に1人で来て、瓶ビール3本と卵焼き、ピーナツ、麦焼酎1杯(合計税込み4000円相当)を注文し飲食しました。

翌日の午前1時になって、店主の女性(50代)が「閉店になります」と声をかけましたが、女は何も答えず、支払いを求めても応じなかったということです。

女性から連絡を受けた知人男性が店に来ると、女は「お金をおろして来ます」と言ってカバンから財布を取り出し、近くのコンビニのATMに行きました。しかし残額がなく引き出せなかったため、男性が出雲警察署に「女性客がお金がないのにお酒を飲んだ」と通報し、駆け付けた警察官が被害を確認して現行犯逮捕しました。

調べに対し「お金がないのに酒や料理を飲み食いしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
逮捕時の女の所持金は1975円でした。

犯行の動機や経緯を警察が調べています。

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