北海道旭川市で17歳の女子高校生が、橋から川に落とされ殺された事件で、犯行は、女子高校生が容疑者の写った画像を無断でSNSに使用したことがきっかけだったとみられています。
旭川市の無職、内田梨瑚容疑者と、19歳の無職の女は4月19日未明、旭川市郊外の神居古潭にある吊り橋「神居大橋」から、留萌市の女子高校生、村山月(るな)さんを約10メートル下を流れる石狩川に落とし、殺害した疑いがもたれています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
事件のきっかけは、被害者の村山さんが、内田容疑者の写った画像をSNSに無断で使ったことで、トラブルになったとみられています。
殺害に至るまでに、こうした動きもありました。
事件前日の4月18日、内田容疑者は、16歳の少年とともにSNSの画像をめぐり因縁をつけ、被害者の村山さんから金品を脅し取った疑いも持たれています。
その後、さらに内田容疑者は、今回逮捕された19歳の無職の女のほか、16歳の少女も加わり、日本海沿岸の留萌市から村山さんを旭川市まで車で連れ回して監禁したとして、恐喝や監禁などの疑いで、5月に逮捕されていました。
SNSでの画像をめぐるトラブルが、なぜ殺人事件にまで発展したのか、事件の全容はまだ見えてきません。
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