12日、北海道日高地方の浦河町にある牧場の壁に、ライフル弾と思われる銃弾が刺さっているのが見つかりました。ハンターが撃った流れ弾が壁に当たったと見られています。

銃弾が見つかったのは、浦河町西幌別の馬の繁殖を行う牧場です。

12日午前9時半ごろ、牧場の男性従業員から「きゅう舎の壁にライフル弾が着弾しているのを発見したので、警察官に見てほしい」と警察に通報がありました。

警察によりますと、ライフル弾と見られる銃弾は、12日午前9時15分ごろに発見されました。

銃弾は、きゅう舎の外壁にある扉部分で見つかり、地面から60~70センチの高さに刺さっていました。駆けつけた警察官が回収し、現在、鑑定しているということです。

銃弾が発見された時点で、きゅう舎内に馬がいたかどうかは明らかになっていませんが、人や動物への被害はありません。

この牧場の周辺は、シカがよく出没するエリアで、禁猟区域でもないことから、警察はハンターが3~4キロほど離れた場所から撃った“流れ弾”とみて、事件性も含めて捜査しています。

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