「トロピカルフルーツの女王」と呼ばれる完熟マンゴーの収穫が、熊本県天草市(あまくさし)で始まりました。
天草市二浦町(ふたうらまち)の「山下農園」では、1200平方メートルのハウスで約160本のマンゴーの木を栽培しています。
マンゴーの実は完熟すると枝から取れるため、一つ一つにネットをかけて地面に落ちないようにして収穫しています。
今年(2024年)は実に色が付き始める3月ごろに雨が多く、その後も、朝と日中の寒暖差が大きかったためハウス内の温度調整が難しかったということです。
しかし収穫期には十分な色が付き、大きさは15センチ前後、糖度も16度ほどと、例年と変わらない出来になりました。
この農園では5月末までに全国へ約5000個の出荷を見込んでいて、大きいものは店頭で1万円ほどで販売されます。
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