岸田総理は先ほど、G7=主要7か国の首脳会議に出席するため、イタリアに向けて羽田空港を出発しました。

岸田総理
「G7をはじめとする同志国と連携をしながら、厳しい対ロ制裁と強力なウクライナ支援、これを継続していく姿勢、これは変わりなく示していきたいと思っています」

イタリア・プーリアで開かれるG7サミットでは、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、中東情勢や移民問題に至るまで幅広い議題について話し合われる見通しです。

ウクライナをめぐっては、G7各国がロシアへの資産凍結に関する具体策について話し合うほか、岸田総理はウクライナのゼレンスキー大統領との首脳会談を行う方向で調整しています。

日本ができる範囲での防衛支援や、復旧・復興支援を盛り込んだ2国間文書を交わす予定です。

また、岸田総理は来年のG7サミットの議長国を務めるカナダのトルドー首相、先日総選挙を終えたばかりのインドのモディ首相とも首脳会談を行うことにしています。

このほか、G7サミットではAIも主要なテーマに設定されていて、ローマ教皇が倫理的な観点から議論に参加するほか、去年のG7で日本が主導してまとめた広島AIプロセスが話題にのぼる見通しです。

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