石川県は12日、「手足口病警報」を発令しました。定点医療機関あたりの手足口病の患者数が、警報基準の5人を2週連続で超え、大きな流行が発生または継続しつつあることが疑われるためとしています。

手足口病による発疹=国立感染症研究所提供

石川県によりますと、定点医療機関となっている県内29の小児科で、手足口病と診断された患者が6月2日までの1週間で5.72人、6月9日までで6.59人となり、全国平均を大きく上回っています。石川県が手足口病警報を発令するのは2019年以来です。

手足口病は口の中や手のひら、足底などに水疱性の発疹ができる乳幼児に多いウイルス感染症です。一般的には数日で自然治癒しますが、石川県は、こまめな手洗いを心がけるよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。