LGBTQなどの性的マイノリティーの交流施設を運営する団体の事務局長だった男が覚醒剤を使用した罪に問われた裁判で、金沢地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

「金沢レインボープライド」の元事務局長で、白山市横江町の奥村兼之助被告(50)は、3月下旬、金沢市池田町にある交流施設「かなざわにじのま」で覚醒剤を使用したなどの罪に問われています。

これまでの裁判で検察側は懲役2年を求刑し、弁護側は執行猶予を求めていました。

判決で金沢地裁の野村充裁判官は、所持していた覚醒剤や指定薬物は少量とは言い難く、常習性も認められるとしました。

その一方で、奥村被告に前科がないことや反省の態度を示していることから、懲役2年・執行猶予4年の判決を言い渡しました。

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