地域の海に漂着する海洋ごみについて児童に理解を深めてもらおうと海洋環境教室が開かれました。


この取り組みは酒田海上保安部が今月が「海洋環境保全推進月間」に定められていることに合わせ毎年開いているもので今年で23回目となります。


海洋ごみのおよそ8割は陸地から流れ出たと言われ、風で飛ばされたり雨水で流されたりすることで海へと流れつきます。


特に問題となるのが自然の中で細かくなったプラスチックごみ、マイクロプラスチックです。


マイクロプラスチックは大きさが5ミリ以下と小さいため回収が難しく生態系や環境への影響が懸念されています。


制限時間30秒でどれだけのマイクロプラスチックを砂の中から回収できるか、児童が体験してみると。


「3…2…1…0」「そうだよね難しいよね」

海上保安官「簡単に見つけるのは難しい。なのでマイクロプラスチックになる前に見えるものを着実に拾うのが大事」

児童「すごく見つけにくいと思いました」

児童「(細かくなる前に)プラスチックゴミを見つけたら積極的に拾いたい」


児童たちはあさって実際に海辺で漂着ごみの調査を行なう予定で年度末には学んだ内容の発表も予定しているということです。

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