長野市で5月28日に降った大雨は、5月としては観測史上最も多かったことが分かりました。

長野地方気象台のまとめによりますと、前線や低気圧の影響で、長野市では5月28日に75.5ミリの雨が降りました。

これは、2011年の5月29日に観測した68.5ミリを上回り、長野市で5月の1日に降った雨の量としては、1889年5月の統計開始以来、過去135年間で最も多い量となりました。

このほか、アメダスの設置ポイントでは、いずれも5月28日に、上田で91.5ミリ、伊那で105.0ミリ、上高地で138.5ミリ、御嶽山で304.0ミリの降水が観測され、合わせて9か所で、5月の1日の降水量としては統計開始以来、最多となりました。

28日は、前線や低気圧の影響で、湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、一部の地域に警報が出るなど、各地で大雨となりました。

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