元大阪市長の関淳一さんが亡くなりました。88歳でした。

関淳一さんは、戦前に御堂筋の拡幅工事に取り組んだ関一元市長の孫で、市の助役を経て2003年に市長に初当選。

2期4年の在任中には、労働組合との関係や同和行政の見直しを進め、弁護士の大平光代さんを女性で初めて助役に起用するなど市役所の改革を進めました。

一方で、在任中には8000人近くの職員が処分されたカラ残業のほか、ヤミ年金やスーツの支給など職員への手厚い待遇が相次いで明らかになり、2007年の市長選で元アナウンサーの平松邦夫さんに敗れ引退しました。

複数の関係者によりますと、関さんは6月9日に亡くなったということです。88歳でした。

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