熊本県の天草広域連合は、新たなごみ処理施設について企業グループと結んでいた整備・運営の契約を解消しました。
天草広域連合は去年8月、福岡市の川崎技研を代表とする企業グループと368億5000万円の契約を結び、天草市楠浦町(くすうらまち)で新たなごみ処理施設の整備を進めていました。
しかし去年5月、企業グループが焼却灰の受け入れ先となる広島県の工場について実際には「未着工」であるにも関わらず、「建設途中」と事実とは異なる説明をしていたことから広域連合側は、契約を解消する旨を通知していました。
そして6月9日、川崎技研から合意解除に同意する返答があったため、契約は白紙に戻りました。
これで施設の完成は大幅にずれ込む見通しですが、天草広域連合では今後、現計画を見直しも含め慎重に検討していきたいとしています。
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