「1000年に1度の規模の水害」でどのような被害が出るのか。その想定が発表されました。

(名古屋市 河村市長)
「(名古屋市は)日本最大のゼロメートル地帯。1000年に一度ということだが、そうとんでもない珍しいことではない」

名古屋市は1000年に1度程度起きる大雨や台風による被害想定を算出しました。

その結果、庄内川流域で24時間に578ミリの雨が降り、「洪水」で被災する人はおよそ52万人、1時間で156ミリの雨により下水道や中小河川が氾濫する「内水氾濫」でおよそ28万人。

また、過去最大の910ヘクトパスカルで上陸した、室戸台風規模の台風により、「高潮」でおよそ34万人が被災すると想定されています。

名古屋市は「災害を自分ごととして捉え、備えにつなげてほしい」としています。

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