仙台市内の会社事務所などに侵入し、軽貨物自動車など時価およそ18万5000円相当を盗んだなどとして、宮城県大崎市に住む31歳の建設作業員の男が逮捕されました。逮捕はこれで3度目です。


建造物侵入や窃盗などの疑いで再逮捕されたのは、大崎市鹿島台木間塚の建設作業員・武田雄輔容疑者(31)です。

警察によりますと、武田容疑者は、今年2月23日から27日の間に、仙台市泉区内の会社事務所に侵入し、現金2万円などが入った金庫や、駐車場に停めていた軽貨物自動車1台、時価およそ18万5000円相当を盗んだ疑いが持たれています。

警察の調べに対し武田容疑者は「間違いない」などと容疑を認めているということです。

警察によりますと、武田容疑者は会社事務所の2階の施錠されていない窓から侵入したとみられるということです。

このほか、武田容疑者には今年2月、泉区内のほかの会社事務所と菓子店に侵入し、金目の物を盗もうとした疑いが持たれていますが、これらの容疑については武田容疑者は「記憶にない」などと否認しています。

武田容疑者は今年4月にも塩釜市内の事務所に侵入し、現金およそ350万円などが入った金庫1台を盗んだとして、逮捕・起訴されていて、これが3度目の逮捕です。

県内では、会社事務所などから金目のものが盗まれる被害が相次いでいて、警察が武田容疑者とこれらの事件との関連を調べています。

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