来年夏の参議院選挙に自民党県連は2期目の現職森屋宏参議院議員を擁立する方針を固めました。
今後は与野党がどのような対決構図になるかが焦点となります。

自民党県連は8日の執行部会で来年夏の参議院選挙で県連会長で2期目の現職、森屋宏参議院議員を候補として擁立する方針を固めました。

今月15日の県連大会などを経て党本部に公認候補として申請することを正式に決定します。

森屋さんは県議会議員を経て2013年の参院選で初当選し、2015年に自民党県連の会長に就任し、現在の岸田内閣では内閣官房副長官を務めています。

自民党県連 森屋宏会長:
「意見集約されたご報告を頂いたので、そのことは非常に光栄に思っております」

与党の現職が立候補する見通しの中、来年の参院選を巡っては今後、野党の候補が誰になるのかが焦点となります。

衆院補選などで勝利が続いた立憲民主党は候補者選考を急ぐ考えです。

立憲民主党県連 中島克仁代表代行:
「(反自民の)受け皿となるべく参院選候補者をできるだけ早く選定したい」


また共産党県委員会は「衆院解散の時期もにらみながら擁立を検討していく」としています。

参議院の任期は来年の7月28日、衆議院の任期は来年10月30日で、解散総選挙がない場合は参議院選挙の方が先に行われます。

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