山梨県内の自治体に10日朝、公共施設の爆破を予告するメールが相次いで届いていたことが分かりました。
このうち甲州市は予告時間までに児童を下校させ、学童保育を閉鎖する措置をとりました。

10日朝、爆破予告のメールが届いたのは甲州市など峡東の3つの市と北杜市、富士河口湖町です。

複数の市などによりますと差出人は弁護士を名乗る人物で、メールには「公共施設に高性能な爆弾を複数しかけた。午後3時34分から午後4時33分の間に爆破する」などと書かれていたということです。

児童を迎えに来た車 甲州市内

このうち甲州市は公立の全ての小中学校に午後3時20分までに下校するよう指示し、放課後に児童を受け入れる学童保育を閉鎖し、公立の保育所は午後3時から休園にするなどの対応をとりました。

保護者は:
「怖いという思いがあって、すぐに迎えに来たが不安です」
迎えに来た関係者:
「腹立たしいというか、騒がしいなと思います」

爆破予告メールが届いた自治体は公共施設の見回りなどを行った結果、不審な物が見つかったという連絡は寄せられていません。

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