海賊対策として東南アジア周辺海域に派遣される巡視船「つがる」の出発式が北海道の函館港で開かれました。

海上保安庁では、東南アジア周辺の海域で頻発する海賊行為に対処するため、2000年から現場海域に巡視船を派遣しています。

函館海上保安部の巡視船「つがる」の派遣は6回目で、およそ1か月間、任務にあたります。

東南アジア周辺の海域は、石油輸送など日本にとって重要な航路=シーレーンですが、去年は67件の海賊事案が発生しています。

函館海上保安部 巡視船つがる 森直樹船長
「法の支配による自由で開かれた国際秩序を維持・強化するために貢献して参ります」

巡視船「つがる」はフィリピン、インドネシアと合同で、海面の油を取り除く訓練も行う予定です。

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