青森県板柳町の小学生が、リンゴ園に生息する小動物を観察し、命の大切さや食物連鎖について理解を深めました。

リンゴ園に生息する小動物の観察を行ったのは、板柳町立小阿弥小学校の3年生15人です。

児童たちは、五幾形(ごきがた)の長内良蔵農園を訪れ、リンゴの種類のほか、園地に生息するたくさんの動物の中でも、木の根を食い荒らすネズミを退治するノスリが「農地の守り神」として、食物連鎖の頂点にあることなどを学びました。

また、長内さんの農園では、無農薬で稲わらたい肥を使いリンゴを栽培していることから、たい肥置き場には毎年カブトムシが繁殖しているとあって、児童たちはカブトムシの幼虫採集にも挑戦しました。

児童たちのカブトムシの幼虫採取の様子
「あっサナギだ!」
「サナギゲットだぜ!」

「成虫がいる!」

児童たちは
「でっかくて大中小の大を超えるぐらい、大きいカブトムシになって欲しい!」

10日に採集した幼虫やサナギは、家に持ち帰ったり、学校で飼育したりして成長の過程を観察することにしています。

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