プロ志望の大学生投手がお手柄です。未明に裸足でひとりでいた4歳の女の子を保護したとして、警察はきょう、感謝状を贈りました。

きょう、感謝状を受け取ったのは、埼玉県八潮市の大学生・辻口輝さん(18)です。

辻口さんは先月13日午前4時半ごろ、八潮市の路上で4歳の女の子が裸足で歩いているのを見つけたため、交番まで連れて行き、警察官に引き渡しました。

警察によりますと、女の子は両親が寝ている間に玄関の鍵を開け、家から出てしまったということです。

辻口輝さん
「困っている人がいたら助けるのは当たり前だと思うので、心がけています」

辻口さんはプロ野球選手を目指し、大学の野球部に所属していて、当時、雨に濡れた女の子を抱きかかえ、交番までおよそ20分の道のりを歩いたということです。

警察は「重大な犯罪や事故を未然に防いでいただいた」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。