9日、広島県江田島市の住宅で74歳の男性の遺体がみつかった事件で、警察は10日この男性の妻を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、江田島市沖美町に住む無職で死亡した男性の妻(76)です。
男性の妻は「死んだ夫を放置したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、男性の妻はきのう、自宅で夫が死亡しているのに放置して遺棄した疑いがもたれています。男性の妻は警察の調べに対し「死んだ夫を放置したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察によりますと、9日午後3時ごろ男性の知り合いから「家に行ったら亡くなっていた」と110番通報がありました。

駆けつけた警察官が、住宅内の1階で男性の遺体を発見しました。遺体には外傷があったということです。
住宅内の別の部屋にいた男性の妻にも切り傷があったということで、江田島市内の病院に搬送されましたが、軽傷だったということです。

警察は遺体の状況や、現場に残されていた凶器などの状況から、男性が殺害された可能性があるとみて、殺人事件として捜査。事情を知っているとみられている男性の妻から話を聞いていました。

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