9日早朝、北海道小樽市の海上で、釣り人の男性4人を乗せたプレジャーボートが消波ブロックに衝突し、浸水する事故がありました。
 ボートは自力で港に戻り、けが人はいません。

 事故があったのは、小樽市朝里の海岸からおよそ50メートルの海上です。
 9日午前5時ごろ、プレジャーボートに乗っていた男性から海上保安庁に「小樽港外の消波ブロックにぶつかり、浸水している。現在、排水しながら小樽港マリーナへ自力航行中。けが人なし」と通報がありました。

 プレジャーボートは、係留地の小樽港マリーナに自力で戻り、50代の船長を含む50代から60代の男性4人にけがはありません。
 小樽海上保安部によりますと、4人は会社の同僚で、午前4時前から小樽市朝里の沖合でサクラマス釣りをしていました。
 そして場所を移動するため、ボートを進めた際、消波ブロックに船首から乗り上げて、船尾に開いた穴から浸水したということです。
 ボートは、4人が勤務する会社が所有するものとみられ、4人ともライフジャケットを着用していました。
 当時、現場の海域の天候は晴れで、南東の風5メートル、波の高さが0.5メートルで、視界は良好でした。
 小樽海上保安部は、当時の詳しい状況を調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。