北九州市小倉南区の自宅で女性の遺体を放置したとして9日、男(66)が逮捕されました。

男は母親(91)と2人暮らしで、現在、母親とは連絡が取れておらず、警察は遺体の女性が男性の母親とみて捜査しています。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、北九州市小倉南区の鈴木幸久容疑者(66)です。

鈴木容疑者は、先月中旬から今月8日までの間、北九州市小倉南区の自宅で、女性が死亡しているのを知りながら、女性の遺体を自宅に放置して遺棄した疑いが持たれています。

警察によりますと、8日の午後2時すぎに、「あの家の窓にハエがたかっています。人が亡くなっているのでは」と近隣住民から警察に通報がありました。

駆けつけた警察官が、女性の遺体を発見し、鈴木容疑者に話を聞いたところ、遺体を放置したことを認めたため、逮捕に至ったということです。

取り調べに対し、鈴木容疑者は「先月、母が廊下で倒れ、亡くなっているのを見つけたが、葬式や埋葬するお金もなく、どうしようもなかったので放置してしまった」などと話し、容疑を認めているということです。

鈴木容疑者は、母親(91)と2人で暮らしていて、母親とは現在も連絡取れていないことから、警察は、女性が鈴木容疑者の母親とみて、遺体の身元特定を進めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。