第8管区海上保安本部(舞鶴)は8日、島根県・竹島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、ワイヤのようなものを海中に投入していた韓国の海洋調査船が、午前5時40分ごろにEEZを出たと発表した。同意のない海洋調査を実施している疑いがあるとして、海上保安庁の巡視船が無線で中止を求めていた。  8管によると、移動したのは「HAEYANG 2000」。8管の巡視船が6日午前、EEZ内に調査船がいるのを確認した。  ワイヤのようなものの先端には、観測機器の可能性がある物体が取り付けられていた。中止要求への応答はなかった。


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