熊本市の男性がマダニが媒介する病気「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」に感染しました。今年、熊本市民で感染が確認されたのは初めてです。

マダニが媒介する感染症、「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」の感染が確認されたのは、熊本市西区に住む50代の男性です。

熊本市によりますと、男性は6月1日、40度の発熱や発疹、全身のけん怠感などを訴え、3日に病院で受診。その翌日、別の病院に入院しました。

PCR検査をしたところ、日本紅斑熱と確認されましたが、詳しい感染経路はわかっていません。

男性の症状は当初よりも軽くなっていますが、現在も入院しているということです。

4月から10月は、マダニの活動が盛んな時期で、県内では今年4月から、日本紅斑熱の感染を6件確認していますが、熊本市民で今年、感染を確認したのは初めてです。

市は、山や草むらでは長袖や長ズボンを着用し、マダニにかまれないよう注意を呼びかけています。

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