今月4日から10日までは「歯と口の健康週間」です。山口県下関市の水族館・海響館では「歯医者ダイバー」が登場し、魚たちへの歯科検診が行われています。

「歯医者ダイバー」は先月25日から海響館にあらわれました。今月4日からの、「歯と口の健康週間」に合わせて、白衣を着たダイバーが魚の歯について解説しています。まずはマハタの歯を検診。泡を当てると気持ちがいいようで、口を大きく開けました。

歯医者ダイバーによると、魚の歯は汚れがつきにくい形をしていたり、噛むことも。

タイはエビの殻など堅いものを奥歯ですりつぶすため、人間に近い歯の形をしているそうです。水槽の近くには魚の歯の標本やクイズが展示されていて、複雑な形をしている歯を近くで見たり触ったりすることができます。

海響館 加藤舞さん
「ふだんは、魚、とかサメ、としか見ていない生き物についても、この生き物何食べているんだろうとか、この魚どういう歯の形しているんだろうという、一歩踏み込んだ魚について見ていただけるきっかけになればと思っております」

海響館の「歯医者ダイバー」は今月10日までです。

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