430年以上の歴史がある山梨県甲斐市の棚田で、高校生が田植えを行いました。

新緑の山あいに階段状に広がった田んぼ。約430年の歴史がある甲斐市亀沢の「御領千枚田」です。

この棚田の景観の保存と再生に取り組む地元の活動に、4年前から農林高校の生徒が協力して、田植えを行っています。

7日保存会のメンバーが整備した去年まで荒れていた田んぼに、3年生の生徒8人が田植えを行いました。

生徒たちは長靴やサンダルを履いて田んぼに入り時折り足をとられてバランスを崩しながらも、苗を少しずつ手に取って丁寧に田植えを行いました。

田植えをした生徒は:
「まっすぐ植えるのが大変でした。自分たちで植えたから自分たちで稲を刈ってお米炊いて食べたい」
「棚田の田植えは周りの自然や景色がよくて、やってて楽しかった」

秋には生徒たちが稲刈りを行い、おにぎりにして味わう予定だということです。

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