6月4日から10日までは、歯と口の健康週間です。歯みがきの方法を学ぶ特別教室が全国で開かれ、山口県内の小学生も参加しました。

県内のほとんどの小学校が参加して「全国小学生歯みがき大会」が行われていて、このうち山口市の小郡小学校では4年生63人が参加しました。児童は県歯科衛生士学院の学生と一緒に、動画を見ながら歯ブラシの正しい使い方や歯を磨くときの力の入れ方などを学びました。

児童は歯ブラシを使って、奥歯を磨く時の角度やみがく回数などに気をつけながら、正しい磨き方を練習しました。この大会は今月4日から始まった歯と口の健康週間に合わせて、日本学校歯科医会やライオンなどが行ったものです。先週の特別授業とあわせて、歯を大切にする意識を持ってもらうことがねらいです。

4年生の児童
「子どもの歯は大人の歯に生え替かわるけど、大人の歯は一生生えかわってこないから、虫歯とかにしたら一生自分の歯は戻ってこない」

この大会は今月10日までの間に約5300校が参加して行われ、県内の小学校の参加率は94%と全国1位です。

公益財団法人ライオン歯科衛生研究所 歯科衛生士 細久保和美さん
「大人になっても大切な歯と口を守っていってほしいというところが一番大きなポイントかなと思います」

児童は、デンタルフロスの正しい使い方もあわせて学びました。

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