北海道函館市の高齢者施設で、入所者の97歳の女性の顔をひざ蹴りした疑いで、７日逮捕された元介護職員の男は、施設の担当医に「入所者が鼻から出血している」と自ら連絡していたことがわかりました。
函館市日吉町の無職、石垣寛和容疑者は６月３日未明、勤務先の特別養護老人ホームで入所者の97歳の女性の顔をひざで蹴り、鼻の骨を折る大けがをさせた疑いで、７日午後、送検されました。
石垣容疑者は、今年２月からこの施設で働いていました。
施設によりますと、石垣容疑者は、同じ日の朝「入所者が鼻から出血している」と施設の担当医に自ら連絡していたということです。
また、施設内の防犯カメラには犯行の様子が記録されていましたが、取り調べには「故意でやったことではない」と容疑を否認しています。
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