勤務先の保育園で複数の女の子に性的な暴行を加えた罪に問われている元保育士の男の初公判で、男は「すべて事実です」と起訴内容を認めました。

元保育士の長田凪巧被告(27)は去年10月から12月にかけて、当時勤務していた都内の認可保育園で園児の女の子3人に性的な暴行を加えた罪などに問われています。

東京地裁できょう開かれた初公判で、長田被告は「すべて事実です」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、犯行の様子を撮影した動画を長田被告が削除していたことを明らかにし、「逮捕を遅らせようとしたためだった」と指摘しました。

また、被害に遭った女の子の母親2人の「言葉にならないほどの怒りを感じ、許す気はみじんも無い」「最高の厳罰を求める」とする供述調書も読み上げられました。

長田被告はこれまでに女の子7人に性的な暴行を加えたなどとして、警視庁に7回逮捕されていますが、きょうの初公判では起訴された3人について審理されました。

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