自民党の派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法の改正案は、まもなく衆議院本会議で採決され、与党と日本維新の会の賛成多数で可決する見通しです。国会から中継です。
現在は採決前の討論が行われていて、改正案に反対する立憲民主党は、「改正案は抜け道だらけだ」と批判しました。
立憲民主党 西村智奈美 代表代行
「抜け道だらけの自民党案では、裏金作りの根絶には全く繋がりません」
改正案では、政党から議員個人に支給される政策活動費について、「10年後に領収書などを公開する」としていますが、「10年後に議員でなくなったらどう責任を問うのか」「黒塗りで公開される可能性があり、これのどこが公開と言えるのか」などと批判したほか、改めて企業団体献金の禁止などを求めました。
改正案はまもなく可決され、参議院へ送られる見通しです。
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