暑さとともに夏にかけて増加する熱中症から高齢者を守ろうと、石川県小松市で地域の民生委員らによる見守り活動が始まりました。

見守り活動では、孤立しがちな一人暮らしや高齢者だけで暮らす世帯など、およそ5600人を対象に民生委員や地域福祉推進員が熱中症への対策を呼びかけます。

活動初日のきょうは、宮橋勝栄市長も加わって小松市古城町の高齢者宅を訪ね、パンフレットやミネラルウォーターを手渡し熱中症予防を呼びかけました。

小松市内では2023年度、105人が熱中症で救急搬送され、そのうち65歳以上の高齢者がおよそ6割を占めました。

市は健康に重大な被害が生じるおそれがある熱中症特別警戒アラートが発表された場合に、暑さを避けるため利用できるクーリングシェルターを公共施設やショッピングセンターなど市内40か所に設けていて、17日から運用を始めます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。