2019年7月、東京の会社から、LED照明を借りる際に契約書を偽造して提出したとして39歳の男が5日、逮捕されました。

 有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区宮の森4条13丁目に住む、39歳の建設作業員の男です。
 男は、2019年年7月16日から18日ごろまでの間、東京にある会社からLED照明を借りる際、保証人の欄を偽造して契約書を提出し、LED照明を借りた疑いが持たれています。
 警察によりますと、当時、男は建設会社の社長を務めていて、アパートの建設を請け負っていました。
 LED照明は、その工事現場で使う機材として借り、保証人の欄にはアパート建設を依頼した法人の名義を無断で記載したということです。
 その後、LED照明のレンタル代金が未払いだったことから、この法人に連絡が入り、偽造が発覚。
 告発を受けた警察が裏付け捜査をすすめ、5日、男を逮捕しました。
 取り調べに対し、39歳の建設作業員の男は「LEDレンタル契約書に告発した法人の社印を捺したことは間違いない。もしかしたら告発した法人の承諾を得ていなかったかもしれません」などと話し、容疑を一部否認しています。
 警察は、男がなぜ、別の会社の社印を持っていたのかなど偽造した手口を詳しく捜査しています。

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