自動車やバイクの大量生産に必要な国の認証「型式指定」をめぐる不正で、国土交通省は6月6日朝、浜松市のスズキ本社に立ち入り検査に入りました。国交省の立ち入り検査は、4日トヨタ、5日のヤマハ発動機に続いて3社目となります。

国土交通省やスズキによりますと、スズキはかつて生産していた軽自動車「アルト」についてブレーキ試験の成績を虚偽記載していたということです。国土交通省は、検査を踏まえて再発防止を求める是正命令などの行政処分を検討します。

自動車などの型式指定をめぐっては、ダイハツ工業などによる不正を受けて国土交通省が各社に調査を指示した結果、トヨタ自動車やマツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社で性能試験の不正が明らかになっています。

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