子どもに多い溶連菌の咽頭炎で受診した1週間の患者数が、大分県内で8年ぶりに過去最多となりました。

県内で6月2日までの1週間、溶連菌の咽頭炎の患者数は237人でした。定点あたりの患者数は7.11人で、4週連続で増加、2016年2月以来、8年4か月ぶりに過去最多となりました。

保健所別でみると、大分市と東部で警報基準の8人に達しているほか、前週は報告がなかった豊肥と西部でも患者が確認されています。

また、同じ溶連菌が原因で命の危険も伴う「劇症型」も今年の患者数が15人に上り、過去最多となっています。

県は手洗いやうがいなど基本的な感染対策や傷口の消毒を徹底するよう呼びかけています。

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