県内で特殊詐欺の被害が相次いで確認されていて、このうち、山形市の40代女性は、TikTok(ティックトック)で投資の動画を投稿している相手から、およそ130万円をだまし取られました。

警察によりますと、山形市の40代女性は今年4月ごろ、TikTokで投資関係の動画を投稿しているアカウントにメッセージを送ったことをきっかけに、相手とLINEでやり取りをするようになり、投資を勧められたということです。

女性が指定された口座に現金を送ったところ、教えられた投資サイト内では利益が出たということです。

そのため、出金しようとすると、「手数料や税金がかかる」などと現金を要求され、さらに現金を送り、合わせておよそ130万円の被害に遭いました。

また、米沢市の60代男性は「ソフトバンク債権回収室」を名乗る男から「有料サイトに滞納料金がある」「料金を払えば返金される」などと言われ、合わせておよそ50万円をだまし取られました。

警察では、「必ず儲かる」という言葉は詐欺だとして注意を呼びかけているほか、実在する企業をかたる不審な電話があった場合には、相手の名前や連絡先を聞くなど、正規の企業であるか確認するよう呼びかけています。

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