梅雨入りを前に、一級河川「江の川」が流れる島根県川本町で、堤防を超えて侵入した水を川に戻す排水訓練が行われました。

この訓練は、国土交通省浜田河川国道事務所が、毎年この時期行なっていて、この日は、国交省の職員と排水操作を委託されている地元建設会社の社員、およそ20人が参加しました。

そして、江の川の河川敷で、川の水位が上昇し、水が堤防を越え侵入したという想定で、排水ポンプを使って川に水を戻す訓練をしました。

参加者は、ポンプで正常に水を汲み上げ、排水することができるかなどを確認するとともに、夜間の作業も想定し、照明車両の操作訓練も行いました。

国土交通省浜田河川国道事務所川本出張所 三原康宏所長「実際に排水ポンプ車の稼働状況と照明車の点灯状況を確認した訳ですが、両方とも問題なく稼働したことが確認できたことと、操作についても、滞りなくできました。」

国交省は、同じく江の川が流れる下流の江津市でも同様の訓練を実施し梅雨入りに備えます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。