気仙沼市内の小学生が、遠洋マグロ漁船の内部を見学し水産業への関心を高めました。児童たちは船内の通路の狭さに驚いた様子を見せていました。

4日は、気仙沼市立鹿折小学校の5年生29人が総トン数439トンの遠洋マグロ漁船「第123勝栄丸」に乗り込みました。児童たちは、普段は入ることのできない操舵室の中を見学し漁業組合の職員から魚群探知機や通信機器について説明を受けました。また、船内の居住スペースでは、通路やベッドの狭さに少し驚いた様子を見せていました。

案内:
「狭いつくりになっているのは、船が波を受けたときに狭くないと手がすぐつく状態じゃないと永遠に転がり続けてしまう敢えて狭くつくっている」

見学した児童:
「きょう、学習した事をノートにまとめてしっかり覚えたい。(漁師の)父親と一生懸命頑張ってマグロをいっぱい取りたい」
「船の中でどのような生活をしているか知ることができて良かった」

この見学会は、地元の水産業に関心を持ってもらおうと県北部カツオマグロ漁業組合が企画しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。