面識のない女性宅に侵入し、女性の下着などを盗んだ疑いで、警察は元「やっさ祭り」実行委員長で、会社役員を務めていた無職の男を再逮捕しました。

住居侵入と窃盗(忍込み)の疑いで再逮捕されたのは、三原市明神2丁目の無職・原隆貴容疑者(39)です。

警察によりますと、原容疑者は3月19日深夜から翌早朝にかけて、三原市内の2つの住宅に侵入し、下着やショーツ、レオタード、ロッカーキーなど計33点を盗んだ疑いがもたれています。

警察の調べに対して原容疑者は「間違いない」と容疑を認めているということです。

いずれの住宅も、原容疑者と面識がない人が住んでいて、原容疑者が住宅に忍び込んでいた際には、住民は就寝していたとみられています。

原容疑者は5月、去年10月に三原市の住宅敷地内に侵入しアルバムなどを盗んだとして逮捕され、6月4日、窃盗などの罪で起訴されました。

原容疑者は以前、三原市で住宅販売などを手がける会社の副社長を務めたほか、三原市で毎年行われる「やっさ祭り」の今年の実行委員長も務めていましたが、いずれも前回の逮捕後に解任されたということです。

警察は、原容疑者の自宅や関係先を捜索するなどしていて、さらなる余罪があるとみて捜査を続けています。

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